先週行いました中1・中2生保護者会の中でお話ししました「夏休みの過ごし方」について、本日は書かせてもらいます。
●小学生編
1.規則正しい生活をすること
・・夏休みに入ると、時間が自由に使えることになり、それがダラダラとした生活を送ることに繋がってしまうことも多いです。
それを防止するためには、今までの生活リズムを崩すことなく生活することが大切です。まず、起床時間と就寝時間は定めましょう。特に起床時間は、今までと同じ時間にすることをオススメ致します。起床時間がいつも通りであれば、夜更かしを続けることもできなくなるでしょう。
2.計画と立てる
・・次に、①健康面 ②学習面 ③家族の一員としての役割の3つに分け、夏休みの目標を立てることです。何でも良いと思います。目標を立て、自分や家族が分かるところに張っておくと良いでしょう。
例えば、
健康面では、「毎日、体操を行なう。」や「毎日、ジョギングをする。」など、体を動かすことを目標にして下さい。ここで大切なのは、毎日行なうということです。習慣にしていかなければ続いていきません。
学習面では、毎日、2時間は勉強する。など具体的な数値を入れることが大切です。
また、せっかくの長い休みです。一冊は名作と呼ばれるものを読破しましょう。
3つ目の家族の一員としての役割ですが、家族のために、普段はお家の人がやっていることを代わりにやってみましょう。一つでも良いですから何をするかを定めてこの夏やり続けましょう。お父さんやお母さんがふだん、みんなのためにしていることがいかに大変かが分かると思います。
この2点を踏まえ、充実した夏休みを過ごして下さい。
●中学生編
基本的には、小学生のところで話した2点を心掛けて欲しいのですが、中学生には計画を立てるというところはもう少し詳しく話していきたいと思います。
・まず、目標を立てることですが、大きな目標を1つ定めてから、学習計画を1週間ごとに作り、何をするかを決めていきます。1週間経ちましたら、出来たこと、出来なかったことを確認し、次の1週間の計画を立てていきます。勉強する内容、時間帯、目標とする分量を必ず書きます。何を勉強したら良いかは、各学年によって違うとは思いますが、中1生、中2生は、定期テストの問題がヒントになります。今学期、初めての定期テストが終わりました。ここで今後の学習の指針とするためにももう一度出題された問題を見直して欲しいと思います。もちろん、間違えた箇所を復習することはもちろんですが、出題された問題がどこから出題されているか、どこを学習すれば目標の点数に到達できるかを調べていきましょう。これが分かっていれば、この夏に何を復習していけば良いか、また、次回のテストで何をやれば良いのかが明確になり、テスト勉強がスムーズに進んで行きます。
・中3生が、この夏に行なうことは、次の3点です。
1つは、神奈川県の公立高校入試問題の演習です。過去4年分は必ず解きましょう。まだ、習っていないからできないという声も返ってきそうですが、構いません。分からない箇所は飛ばしていき、後でノートに解説を書いていけば良いのです。これは、9月以降、学習する内容の重点事項が頭に入ってくることにもなり、これからの授業での聴き方も変わってくるはずです。
2つ目は、1,2年の復習です。特に理科、社会の復習は必須です。ここで、行なっていかないと、直ぐに学校の定期テストに追われ、復習する機会を失ってしまします。
この2点を念頭に置いて学習計画を立てていって下さい 。
3つ目にこの夏に行なって欲しいことは、志望校の絞り込みです。説明会等に出席することも当然必要ですが、実際に自分が志望している学校を見に行くことが大切です。実際に自分の目で見ることにより、具体的なイメージが自分の中に生まれ、今後の学習のモチベーションに繋がってくると思います。
以上、まだまだ言い足りないことはあるのですが、2021年の夏は一度しかありません。悔いの残らないよう、楽しく、充実した夏休みにしてきましょう。
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