こんにちは、先日は中学生向けに文系教科の学習について書きましたが、今日は小学生向けに国語の力をつけるために、ぜひ取り組んでもらいたいことを紹介したいと思います。なお、国語が苦手な中学生も参考にしてください。
さて、国語が苦手な人に共通していることは、語彙力が乏しい事です。特に小学生は漢字単体の読み書きはできても、その漢字を用いた熟語になると途端に読み書きができなくなる傾向があります。ましてや、熟語の意味など言うまでもありません。文章の中に意味が分からない言葉が多くなれば、内容が読み取れないのは当たり前です。学年が上がれば上がるほど、日常的な会話で使う"話し言葉"よりも、文章などで使われる"書き言葉"を多く知っておかなければならなくなります。
「そんな言葉、聞いたこともない。」
小学生はあっさりと言い放ちますが、そんなことを言っていては話になりません。では、どうすれば言葉(語彙力)がつくか。それは、石川がブログで書いていた辞書を読むことです。辞書を読むと言っても、片っ端から読むのではなく、知らない言葉が出てきた時に、その言葉の意味を辞書で引いてみるのです。ついでに同じページに載っている言葉の意味も読んでみる。また、読めない漢字があれば、漢和辞典で調べてみる。その際も同じ漢字を使った熟語の意味を読んでみる。これを続けていくと、気が付いた時にはかなりの数の言葉を覚えることになるでしょう。
「本を読むのが面倒くさい。」
こういう人も多いと思います。なにも文庫本一冊を読み切れと言っているわけではありません。読書の習慣がない人にとっては、本の厚さという高い壁があることはわかっています。ですから、教科書に載っている文章程度で構いません。極端なことを言えば、マンガにだって知らない言葉は出てくるはずです。とにかく、知らない言葉を放置しないことが大切です。
つまり、いろいろなことに興味や関心を持つようになれば、身の回りにある全てのことから学べるのです。マンガやゲームからだって学べることはあるはずです。去年、ある言葉が流行りましたよね。
「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」
正にその通りです。
以上、山ちゃんでした。
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